安全で安心な道場が求められる理由・その2

Ⅱ.かかとの炎症で痛む。転倒して脳震盪
かかとの炎症は、右足で強く踏み込む剣道特有の障害です。
踏み込み時には、かかとに数百㌔と言う加重がかかるといわれています。
特に発育期の中学生や高校生に障害が多く見られ、
規則で試合中のかかとサポーターの
使用を認めざるを得ないほど深刻な状況となっています。
以前には無かった障害の一つで、現代の道場の硬い床が一因です。
広葉樹の床はとても硬く転倒時には脳震盪も起しやすい。
踏み込んだ瞬間、
かかとの柔らかい部分が骨と硬い広葉樹の床板に挟まれ潰れることで
炎症を起こしてしまうのです。
やはり広葉樹は道場の床板には不適な木材だと言えます。
Ⅲ.膝の故障、頭痛など
床のクッションが無かったり、またその不適応が原因となっています。
オリンピックの体操競技には、
床の鋼製スプリングクッションが競技者の膝に悪影響を
及ぼしていた、との報告があります。
前足で強く踏み込む剣道には、
クッションの専門的な研究が必要なのですが、
道場建築は需要が少ない為に行われてきませんでした。
そのため、クッションを入れる道場は驚くほど少ないのです。
年配の剣道家にはどれほど膝の故障に悩む人の多いことでしょうか。

以前、東京に戦前からあった大きな道場が建替えられましたが、
その後、稽古を止める方が続出しました。
新道場では膝が痛くなるというのです。
新しい床の固いクッションが道場の床に適していないのが原因でした。
古い道場は、クッションの入った杉板の床でしたので、
そこで長年馴染んだ剣士たちの足は、
正直にクッションの良し悪しを見分けたのでした。
表面材だけで道場の床を選んではいけません。
床下地のクッションも大変重要です。

 

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剣道場床建築工房

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