闇フローリング工場

最近では、当社への中国本土からの売込みが激しさを増しています。
私には、独自の基準がありそう簡単に「ハイ分りました販売しましょう」と言ったり
少しのサンプル確認や樹種・サイズ・価格だけでは取扱いません。
また、できる限り製造工程まで理解して販売する事を心掛けております。
あまりにも「安くて良いものがありますよ」と売込みが激しいので
現地の方に見に行ってもらう事にしました。
そして、私が現地に行く必要性が無いと判断しました。
まさに闇のフローリング工場です。
様々なブローカーが見うけられたそうです。
闇フローリング工場

 

 

 

 

 

はっきり入って掘っ立て小屋です。
ここで安くて良いフローリングが製造され、ブローカーを通して日本に輸入されます。
闇フローリング工場

 

 

 

 

 

こちらは当社で扱うフローリングの工場です。
昼食時、工員はみんな整列して食堂へ向うほど統率がとれています。
整列して昼食へ

 

 

 

 

 

この工場は、ISO9001・14001の認証工場です。
FSC森林認証のにも加盟されています。
ブラックウォールナット フローリング

 

 

 

 

闇フローリング工場の全景ですが、木材にはシートもかけられずに野ざらしです。
UNIフローリングの原料になるのか?焼却されるのか?分りません。
闇フローリング工場

 

 

 

 

 

当社で扱う製品の工場の全景です。
原料も可能な限り屋根付き倉庫で保管しますが、
どうしても外に置かなくてはいけない場合には厳重にシートを掛けます。
工場

 

 

 

 

 

闇フローリング工場前の丸太です。
1mか1.2m位でしょうか。とても短くて1枚物は絶対に製材不可能です。
闇フローリング工場

 

 

 

 

 

当社のフローリングに製材する丸太です。
長さが約2mあり、1枚物をまず製材します。
その後、UNIを製材する事になります。スタートが違います。
シベリアンウォルナット原木

 

 

 

 

 

闇フローリング工場の乾燥施設です…
闇フローリング工場乾燥機

 

 

 

 

 

当社で取扱うフローリングの製造工場の乾燥施設です。
乾燥機

 

 

 

 

 

桟積みの状態も検品対象になります。
こんなにバラバラでは、歩留まりが相当悪くなる筈です。
バラバラな桟入れ

 

 

 

 

 

当社の基準で桟積みされた原板です。
たかが桟積み。されど桟積み!
これもとっても重要な作業部分です。
きっちりと等間隔を取って決められた本数を入れていきます。
整った桟入れ

 

 

 

 

 

日本にも松・竹・梅があるように世界的にみてもランク付けは様々あります。
中国産でも良い物もあれば悪い物はありますが、品物を見るに値しない事もあります。
これは日本産でも同じ事です。
日本産でも良し悪しがあるということを絶対に忘れてはいけません。
商品は、工場や加工機や乾燥機なども製品の良し悪しのも影響すると思いますが、
製造される環境や基準も同じくらい重要視します。
乱雑な工場では、なかなか良い商品はできないと思います。
ある程度は、整理整頓された製造工場である事も工場を選ぶ要因となります。
できる限り自分の目で確認して取扱う商品を選んでいこうと思います。

 

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