無垢フローリングは床鳴りがすると聞きました

無垢フローリングは、床鳴りがすると聞きました。。。
季節によって収縮を繰り返す無垢フローリングは、多少の床鳴りが起こる事があります。
しかし、床鳴りのほとんどが下地の調整不備で起こると言われています。
戸建もマンションも見えない箇所だからといって下地の工事を怠ってはいけません。
簡単に言うと床は、地盤・基礎・土台・大引・根太(置き床)・捨て貼り合板・
フローリングなどの仕上げ材となっています。
この中で高さの調整ができる物とそうでない物があります。
それぞれにおいてそれなりに精度が求められますが、それぞれにしっかりと施工研修を
受けられた方とそうでない方では精度にバラつきが出るようです。

マンションにおける床鳴り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が今まで経験した中で一番多かった床鳴りは上記図が示す不陸調整不備が原因です。
RC面にしっかりとした不陸(凸凹)の調整を行わず、床が浮いた状態になります。
必ずと言っていいほどそれぞれが連結されているフローリングから音がします。
それもその筈、下地材のパーティクルボードや捨て貼り合板はそれぞれにクリアランス
をとって施工するのが通常です。
材同士が擦れることが無い為にほとんどの場合で床鳴りはしません。
私は、自分自身が巨漢な為にこの不陸調整の不備は歩けばほとんど分かります。
不陸調整不備な箇所ではきっちりとたわみます。(時々デブも有効利用できます)
たまに何が原因か分かっているにも拘らずフローリングに責任を擦り付けようとする
施工業者が居られますが、お施主様と3者で面談・説明すれば話は簡単に納まります。
この床鳴りはひどければ施工不備となりクレームです。
しかし、同じ施工業者に頼んでもうまく行かない場合があるようです。
施工業者選びも建築においては非常に重要な部分でもあります。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)