私は材木屋さんです。
当たり前ですがこれまでたくさんの新築物件を見てきました(@_@)
新築と言えっても注文住宅・分譲住宅・建替えなど様々です。
たくさんの新築を見てきてふと疑問に思う事があるんです。
それは家がその土地にぴったりと綺麗に納まっていることです。
この事は土地の形に合わせて家が設計された事を意味します。
当たり前の事ですよねぇ…
これって当たり前の事だと思います?
私は当たり前だとは思えないんです。
当たり前ですが、元々土地はその場にありますよね。
その土地の気候風土って物がもちろんあると思うんです。
もちろん土地の形に合わせて家を設計する事も重要ですが、
その土地の気候風土に合わせて設計する事の方がもっと大切な事だと思うんです。
たとえば風の通りを考えて設計しようとすれば、
まず初めにその土地にどの季節にどのような方向から
風が吹くか考えて確認して設計しなくてはいけませんよね。
ただ単に家の中に風の通り道を作っても
方向や開口が違えば何の役にも立ちませんよね。
こんなその土地の気候風土にに合わせて
設計される方はどれほどおられるでしょうか。
ある設計士さんに少したずねてみると
「そんなの関係ないし、風向きなんてどこからどういう風に吹くかなんて分からん。」とのこと…
そんな事は結構簡単に分かったりするんです。
大阪管区気象台
多少歪な形をしていてもそこにはっきりとした理由があればその方が良いと思うんですね。
もう少し住む人の立場に立って家造りを考えて欲しいと思う材木屋さんの嘆きでした。
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