池波正太郎
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私は池波正太郎の本がお気に入りです。
常に死を意識して毎日を過すと、見るもの全てが変って見えてくる。
こんな観点が好きです。
臨死体験をした人は更に共感できる部分がちらほらと垣間見えます。
さて、その池波正太郎の「日曜の万年筆」より
剣道で「残心」という言葉がある。
闘って、相手を打ち据えたとき、気をゆるめずに尚も構えをたて直し、相手の出方を見る。これが残心出だ。
勝ったと思っても、決定的な勝ちではなく、相手が立ち向かってくる場合もある。
それにそなえて、心に勝負に残す。
電話で語り終わって尚、相手の様子をうかがう。これも残心といってよい。
互いに互いの様子をうかがい、(これでよし)となったとき、静かに電話を切る。
その無言の間が、双方の心を通わせることになる。
剣道を日常にどういかせるかが本来の剣道の目的だと再認識した文章でした。
高校時代に弓道部に在籍していたのですが、たしか弓道にも「残心」(残身?)という言葉があったと思います。
弦を引き絞っていた力が放出されて矢が放たれた後の形をそう呼んでいたように記憶しています。
古来の武道には共通の概念なんでしょうか・・・?
私も「鬼平犯科帳」と「仕掛人 藤枝梅安」は好きで、文庫本を持っています。
池波さんの随筆はまだ読んだことがありませんが・・・。
コメントありがとうございます。
弓道にも同じ言葉があるんですね。
道の精神はいろんなところで活用しなくてはいけませんね。
弓道・柔道・空手道・剣道・茶道・華道などの道を極めるのが極道と言うことになるのでしょうが、現在はヤクザ=極道と思われている寂しい世の中ですね。
もっと勉強あるのみです…